オートバックス キッズにクルマとふれ合う原体験を提供・・・大阪オートメッセ2024

  • 大阪オートメッセ2024のオートバックスブース

    子どもタイヤ交換体験のクルマはガライヤ

2024年2月10-12日(土~月)インテックス大阪(大阪国際見本市)にて第27回大阪オートメッセ2024が開催されている。小さな頃にクルマに触れる体験をするとクルマを好きになる可能性はきっと高まると思う。東京オートサロンでは電動化的な要素を多く展示したオートバックスが、大阪オートメッセでは50周年カーライフフェスタを開催しキッズが楽しめるワークショップや記念撮影コーナーを大々的に展開している。キッズたちがクルマ好きになる第一歩かもしれないコンテンツを見てきたのでご紹介する。

キッズ向けの体験コンテンツは、子どもタイヤ交換体験、SUPER GTマシンのガライヤの運転席での記念写真、木製ソーラーカー工作、芳香剤作り、オリジナルチョロQペイントの5種類のコンテンツ。他にe-Motorsports体験、EVカー展示、今後発売予定のARTA用品の展示、みちょぱとコラボグッズの展示、50周年記念の50%アップ商品などの物販などが行われている。

子どもタイヤ交換体験


子どもタイヤ体験は想像していたより小さなキッズが体験をしている。オートバックスのインストラクターが手取り足取りホイールの脱着を優しく指導してくれるので安心して体験できる。まずはオートバックスのつなぎ(作業着)に着替えると、見た目はメカニックそのものに変身。そして作業になるのだが、ホイールナットをインパクトで外すときインストらラクターがサポートしてくれるものの、小さなキッズたちがインパクトを操作してナットを緩めている。ホイールが外れると、キッズたちは大喜び。そして再度ホイールを装着するわけだが、キッズたちがインパクトでナットを締め付ける。最後は、トルクレンチで締め付けトルクを確認する。しかしキッズにとってはかなりキツい作業。全身の体重をトルクレンチに預けて、カッチと音がなると、喜ぶのはキッズだけでなく両親も。スマホで撮った写真は記念になることでしょう。

体験をしたキッズのお父様は「小さなうちに色々な体験をさせたくて来たんです。娘は恥ずかしがり屋なんですけど、ちゃんと作業ができてガンバりました。下の子はガライヤに乗ってきたんですよ。」と嬉しそう。お母さまから「旦那はクルマ好きなんです」と教えいただいた。
きっと大きくなった時にはここで体験したことは、両親が撮影してくれた写真での思い出になってしまうが、この原体験はきっとクルマ好きに結びつくに違いないと思う。

 
  • 大阪オートメッセ2024のオートバックスブース

    先生と一緒にインパクトをホイールナットにあてる

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    インパクトレンチでホイールナットを緩める

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    ホイールを外せることができて大満足

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    ホイールナットを仮締めする

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    ホイールナットをインパクトでしめる

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    トルクレンチでちゃんと締まっているか確認

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    全てが完成して両親のもとに駆け寄る!

SUPER GTマシンの運転席に座る体験

SUPER GTマシンのガライヤとの記念写真は、レーシングスーツを着て運転席に乗り込めるもので、大人が体験したくなるような魅力的コンテンツ。キッズ達もきっとドキドキで運転席に座り、親たちに自慢げにピースをして記念写真を撮ってもらっている。マシンからでると、ヘルメットをもって記念撮影。近くを通るお客様も皆ニコニコしてしまう、素敵な空間だった。
これも体験した親子にお話しを聞いてみると、「オートメッセに来るまでこのような体験ができることを知りませんでした。子供が見つけて、やりといと言ったので体験してみました。自分も乗りたいぐらいです。」とのことだ。お父様は毎年SUPER GTの観戦に行くほどSUPER GTが好きなそうだ。
  • 大阪オートメッセ2024のオートバックスブース

    ガライヤライド体験

  • 大阪オートメッセ2024のオートバックスブース

    ガライヤライド体験を行い記念撮影

SUPER GTの坂東正明社長が「クルマ好きを増やすことは、モータスポーツ界が盛り上がることにつながります」と話していた。クルマ好きが増えることは、レース業界だけでなく、アフターマーケット業界、そして車業界全体が活性化することにきっとつながると思う。今回のようなオートバックスの草の根の取り組みが、キッズからのクルマ好きを増やすきっかけになるかもしれない。


(GAZOO編集部)
MORIZO on the Road