夫婦円満の秘訣は日産 セレナにあり!? 3台乗り継いで見つけたセレナの魅力

  • 日産・セレナと紅葉

インけも♪さんにとって、クルマとは家族と共に暮らしていくために必要なもの。子育てにピッタリなクルマとして日産 セレナを2台乗り継いで2人の息子さんを育ててきましたが……。

息子さんたちが成人して、買い替えようとなった時に選んだのもセレナでした。そんな思い入れのあるクルマで今では奥様とクルマ旅に出かけたり、カスタムを楽しんだりと新しい楽しさを見つけたそうです。

そんな、インけも♪さん×セレナのお話です。

――インけも♪さんはこれまでどんなクルマに乗られてきたんでしょうか?

これまでは中古車を数台乗り継いで、日産ティーノに乗った後は日産が続くようになって今のセレナも含め、3台連続でセレナに乗っています。

  • 日産・セレナ

――モデルチェンジのたびにセレナを乗り継いだ感じだったんですね

そうですね。ティーノは前列が3人乗れるベンチシートで広々していてよかったのですが、そのあと2人目が生まれたきっかけに大きなクルマにしようということでセレナを選びました。それ以来セレナが気に入ってしまい3年半前に今のC27セレナを購入しました。

――買い替えのキッカケは?

前のC25セレナは走行距離14万キロくらいでエンジンがダメになってしまって。今度はC26セレナを中古で購入しようかなと思っていました。

でも、C27セレナ後期のデザインを見たらこっちの方に気に入って。あとはこのC27からプロパイロットが付いたので、それも魅力に感じたのでこっちにしよう!と。

  • 日産・セレナのハイウェイスターのエアロ
  • 日産・セレナフロントダイナミックパックのエアロ

――現在のセレナも新車購入だと思いますが、オプションなどでこだわったのは?

前の2台のセレナは純正のままだったのですが、このクルマでは外観もこだわりたくて、エアロも付いたハイウェイスターを選びました。

今までは家族で乗ることを優先して、「乗れればいい」という感じだったのですが、今回はカッコよく乗りたくって。しかも納車後すぐにフロントダイナミックパックという標準エアロも追加してしまいました。(笑)

――今までとは違うクルマの買い方で、費用がよりかさみますが……奥様からのご意見はどうでしたか?

前のセレナの時から「エアロを付けてみたい」と主張していたので、今回ハイウェイスターを選んだ時は特に何も言われなかったのですが……。

SNSを始めて、周りのセレナユーザーの方たちのカスタムを見ていたら僕もあれこれ手を入れたくなって、妻は徐々に呆れていきました(笑)。

更に今までやらなかった車高を下げたり、アルミのホイールに履き換えたりというところでお金がかかるようになり……、妻は今やあきらめて何も言わなくなりました(笑)。

  • 日産・セレナと海

――寛大な奥様ですね(笑)。セレナが3台連続ということですが、お子さんたちの反応はいかがでしたか?

上級グレードを選んだおかげで内装も全然違うし、機能の面でも便利なところが多いので子供たちも喜んでくれました。今はもう二人の息子達も社会人になり、あまり乗ることもないんですけどね(笑)。

――前2台との乗り味の違いは感じましたか?

感じましたね。静粛性はあまり変わらないのですが、燃費も良くなったし、特にプロパイロットの機能には魅力を感じました。また内装も高級感があり車内の居住性も気にいっています。

――そのセレナでのお出かけと言うと奥様と一緒に?

はい。僕は長野県に住んでいるので県内の紅葉スポットとか絶景スポットによく行くのですが、もともと家族とのクルマ旅が好きだったため、今も妻と一緒に東北や関西、四国などにこのクルマでドライブしています。

妻は東北出身なんですが、子供たちが小さい頃に帰省する際は、車で行くことが多かったですね。ただ本格的にクルマ旅をし始めたのは息子たちが成人してからで、最近では夫婦でロングドライブや車中泊も増えました。

  • 日産・セレナと富士山
  • 日産・セレナと桜

――仲がいいご夫婦ですね!女性だと車中泊が苦手な方もいると思いますが、奥様はどうでしたか?

ありがとうございます。子供たちが小さかったころはキャンプにもよく行きましたが、ここ最近は車中泊が多くなりましたね。妻はもともと車中泊が苦手でしたが、最近は慣れてきたみたいで「寝やすいね」とも言ってくれます。

――お子さんが成人されてからの買い替えだったということですが、ダウンサイジングはあまり考えていなかったんですか?

それは考えなかったですね。正直2人で乗ることが多いのでサイズを小さくしても良かったのですが、セレナにずっと乗っていて気に入っていたし、今回のも更にカッコよかったのでもう一回くらいはいいかなって(笑)。

――そもそも今回のセレナでカスタムに熱が入ったキッカケは?

SNSに投稿を始めたことがキッカケです。もともとは今乗っているセレナの良さを伝えたくて投稿を始めたのですが、周りのセレナユーザーのカスタム例を見ていたら燃えちゃって(笑)。

もともとDIYが好きだったので、自分好みにいじるのがだんだん楽しくなってしまって、気が付いたら今の形になりました。

  • 日産・セレナのフロント

――周りに見てもらえると、ついつい気合いが入っちゃいますよね

そうなんですよ。仕上げたクルマで見栄えのするスポットに行ってよくコラボ写真を撮っているので、最近はカメラにも凝りだしちゃって、新しいのを買いましたよ(笑)。

――ちなみにカスタムのコンセプトは?

「高級感」ですね。今回初めて白いクルマにしたのですが、外装にメッキパーツ類を付け始めたらゴージャスな雰囲気になってきたので、そこはこだわるようにしました。

あとは自作なところにもこだわっていて、ステッカーとかできるところは自分でカットして作ったり、妻と一緒にフェイクレザーを縫って車内グッズやらのカバーを作っています。

  • 日産・セレナの自作ステッカー
  • 日産・セレナの自作日よけカバー

――車中泊と言いカスタムといい、奥様との仲も良好ですね(笑)。ではお出かけの頻度も増えた感じですか?

はい、このクルマのおかげで夫婦仲はいいと思います(笑)。クルマでのお出かけは増えましたね。長野は結構広い県なので北から南まで行けるところまで行って、見栄えのいいところで写真を撮ろう!みたいな感じです。

――ちなみにこのセレナで一番の自慢点は?

外装だと最近作った自作スポイラーですね。内装だと妻と縫って作った日よけカバーですかね。誰にも見せたことはないですが(笑)。

――夫婦でクルマのカスタムや旅行を楽しんでいる様子を2人の息子さんはどう見ていますか?

あきれていますよ(笑)。次男は一緒に住んでいますが、あまりクルマには興味がなくて、東北で一人暮らしをしている長男にたまに会うと「オヤジまたやってるな!」って感じであきれちゃってますよ。

――このクルマでの思い出と言うと?

最近ではやっぱり妻と出かけた東北旅行ですね。この夏は妻が生まれた青森まで出かけたのですが、途中観光地にも寄ったし、現地のおいしい料理も食べられたし、お義父さんやお義母さんにも会えてよかったです。

――オフ会などにも参加されているんですか?

先日、岐阜で大規模なオフ会があったので参加してきました。あとは関東や関西のセレナ仲間のオフ会にも何度か参加したり。このクルマになってからそうしたイベントに出るようになりました。

  • 日産・セレナのオフ会

――最初のころなんてビックリしたのでは?

びっくりしましたよ。同じセレナが20台も30台もずらっと並ぶのには驚くし、1台1台こだわりのカスタムをされていて。それで刺激を受けて「自分ももっと!」と熱が上がっちゃったんですよ(笑)。

――今後のカスタムの予定もあるのでしょうか?

いや、SNSやオフ会で熱は上がりましたけどカスタムはそろそろ仕上がってきたからいいかなと。今後はもっとあちこち旅行したいんですよね。毎月どこかしら行くようにしていて来年1月も東京の方にドライブ予定なので、そこでも妻と楽しみたいなと思います。

――では、セレナってインけも♪さんにとってはどんな存在ですか?

僕の人生ですね。セレナを3台乗り継いできて、妻とも子供たちともずっと過ごしてきて。それで今のセレナはこれまでの生活の集大成というか。

前の2台は子供たちを喜ばせるためのクルマでしたが、今のセレナは家族のように向き合っています。キレイに乗りたいなということでカスタムも始め、洗車無縁だった自分が毎週のように洗車するようになりました。

もしかしたら、かつて子供たちと触れ合っていたように今のセレナと付き合っているところがあるのかもしれないです。

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インけも♪さん

(文:福嶌弘)

MORIZO on the Road