SUBARUレガシィを愛車として迎え入れ9年目に突入。それは、自分にとってほっとできる居場所

  • スバル・レガシィ

幼馴染みの影響で、SUBARU車好きになったという「安藤さん」。雑誌を読み漁っていた友人の隣で、カッコいいなー!と夢中になって見ていたそうです。

そんな安藤さんが、いつかこのクルマに乗りたいと思うようになったのはやっぱりSUBARU車だったとのこと。

今回は、安藤さん×レガシィのお話をお届けします。

――SUBARU車が好きなのですね!

そうなんです。SUBARU車が、「走る、曲がる、止まる」を大事にしているということを知り、水平対向エンジンを搭載するなど、SUBARU車からは職人気質っぽさを感じたのも好きになったキッカケですね。

――なるほど。それでSUBARU車を愛車に選んだわけですね。レガシィを選んだのはなぜですか?

  • スバル・レガシィと並木道

ロバート・デ・ニーロが、レガシィに乗っているCMを見たというのが大きいですね。ガレージから出発して、木のトンネルをくぐって、高原を走って、海沿いを走るんですけど、その情景がなんてカッコいいんだろうって見惚れてしまったんです。

パールホワイトのボディに景色が映るんですけど、これもまた良いんですよ。だから、僕もパールホワイトのボディカラーのレガシィを購入しました。ただ、型自体は、CMで起用されていたレガシィの1個前のものになるんです。

――それは何故ですか?

悩みましたが外観がスタイリッシュで、そっちの方が好みだったんです。で、走行距離10万kmの個体を見つけてきて車体価格を抑えた分、自分なりにドレスアップもしています。

フロントスポイラーを装着して少し低く見えるようにさせたり、フロントグリルを変え、STI のホイールを履かせてスポーティーな感じにしたり。まだまだいじりたいと思っているのに、気付けば9年の歳月が流れているという(笑)。

でも次はCMで見たレガシィを探して乗り継ぐつもりですよ。

  • スバル・レガシィのフロント
  • スバル・レガシィのホイール

あっ!スポーティーで言えば内装もでした。チャイルドシートが赤と黒のレカロです。
妻のクルマにもチャイルドシートが積んであるんですけど、家族でお出掛けに行くときに「どっちがいい~?」と息子に聞くと、「レカロにする♪」というくらい気に入ってるみたいです。

しかしなぁ、息子の方が親より良いシートに乗ってるのかぁ……。

――あはは(笑)!ほんとですね(笑)!ちなみに、そんな息子さんとはドライブに行ったりするのですか?

妻はお留守番で、男同士2人で旅に出かける機会はかなり増えました。秋吉台を走りに行ったり、電車が好きなので新幹線を見に連れて行ったら夢中になって眺めていました。

車内でその日に見た電車の話とか、捕まえた虫の話とかして盛り上がってますね。あとね、クルマの話もするんですけど、これが結構パンチが効いてるんですよ……。

  • レカロのチャイルドシート
  • レカロシートに乗って電車を眺める

――えっ、パンチが効いている!? 例えば?

「リミッター解除したレガシィと~、AudiのTT は~どっちが速いと思う?」とか聞いてくるんです(笑)。

さすがに、「待ちなさい!リミッター解除とか、基本的に普通に走るぶんには必要ないからね!安全運転第一だよ!」って突っ込んじゃいました……。

――リミッター解除!小学生からその言葉が出るとは……(笑)

そうなんですよ。違法ではないんですけど、なんとなく親として突っ込みました(笑)。

息子がクルマ好きになったのは、僕の影響が大きいと思います。家が大きな道路に面しているから、クルマが通るたびに車種を当てっこしたり、トミカをプレゼントしていたらいつの間にかという感じでした。

――まさに、英才教育ですね!

  • スバル・レガシィの左フロントビュー

僕自身クルマ好きだから、話すことはどうしてもクルマのことが多くなっちゃうんです。

ちなみに、大学時代のアルバイトもそうでした。岡山インターから近いガソリンスタンドでバイトしたのは、色々なクルマが給油しに来るだろうと踏んだからなんです。

実際にその読みは的中して、色々なクルマを間近で見ることが出来たし、洗車も出来ちゃいました♪本当だったらピットをやりたかったんですけど、店長に接客の方に行ってと言われてしまい……。

バイト、勉強、部活三昧でしたが、ガソリンスタンドで働くのが楽しかったから全然苦ではありませんでした。疲れていても、ボボボボというボクサーサウンドが聞こえてきたらテンションが上がって、「はい!SUBARU車は給油口右ねー!こちらにどうぞー!!」みたいな(笑)。

――流石です!今、欲しかったクルマに乗ることができてどんな気持ちですか?

  • スバル・レガシィのビルシュタインのロゴ
  • スバル・レガシィのエンジンルーム

移動が楽しく、かつ実用的なクルマが欲しかったから、選んで大正解だったと感じています!

とにかく走るのが楽しい!サスペンションは標準でビルシュタインが付いてるし、ターボで260馬力、加えてツーリングワゴンだから直進安定性も良し、重心が低いからコーナーもフワフワしない。

あとは、ボディ剛性が高いからスピードが出ても静かで不安感がないところも気に入ってます。もちろん、法定速度でちゃんと走ってますよ(笑)。

荷物もしっかり積めるし、AWDで常に四駆でしっかりグリップしてくれるから、雨の日や雪の日も不安に感じないというのは、僕だけじゃなくて家族にとっても嬉しいポイントでしたね。

それと、ドアの音も好きなんです。閉めたときに「バァーン」という軽い音じゃなくて、「ボンッ」みたいな剛性が高い高級外車並の音がするんです。この音を聞くたびに、安心感みたいなものを感じます。

――レガシィにメロメロですね(笑)。悪いこと全く言ってないですもん。

基本的にはないですけど……、マジか!?ってことは何度かありましたよ。さっきも話したんですけど、走行距離10万kmの個体を買っているので、ラジエーターが吹いてしまったり、オイル漏れなどのトラブルはありました。

ただ、1番強烈だったのが……。

――強烈だったのが?

ダンパーが突き抜けてしまったんです。まぁ、えっ!? なにこれ!? っていう体験が出来たのは良かったんですけどね(笑)。例えるなら、馬に乗ってるような跳ねるような感じがあって、ディーラーまでグアングアンなりながら走りましたよ。

しかもそれが、ちょうど息子が産まれる1週間前で、お前、やってくれたな……って呟やいちゃいました(笑)。

  • スバル・レガシィの左リアビュー

ナイスタイミング?で故障してくれたと話す安藤さんですが、やっぱりレガシィへの愛がひしひし感じられました。

結婚当初に購入し、息子さんが産まれ、環境の変化を一緒に過ごしてくれた相棒だとのこと。安藤さんとレガシィは最高のパートナーですね。

(文:矢田部明子)

[GAZOO編集部]

MORIZO on the Road