トヨタ交通安全センター・モビリタ/半日運転講習&車中泊避難プログラムには気づきが多い

安全運転の意識を高めつつ、災害時など、いざという時のために車中泊避難の知識も深めることができる、運転講習と車中泊避難講習1日で受けられるプログラムだ。

スクールの概要

主催 トヨタ交通安全センター・モビリタ
場所 トヨタ交通安全センター・モビリタ
時間 9時〜15時30分(A枠)/10時〜16時30分(B枠)
人数 8名(AM枠)/8名(PM枠)
レッスン 公式HPを参照
https://www.toyota.co.jp/mobilitas/tdc/
参加費 13200円〜22000円
講師 モビリタ専属インストラクター(半日運転講習)
車中泊を楽しむ雑誌『カーネル』/大橋保之(車中泊避難プログラム)ほか
車両 講習車両(マークX)(半日運転講習)
連絡先 mobilitas_mail@fujispeedway.co.jp

注意:掲載内容は異なる可能性があります。公式HPで詳細情報を必ず事前に確認ください

半日運転講習&車中泊避難プログラムの半日運転講習パートは、総合トレーニングをベースとしたカリキュラムで構成されている。
日常での安全運転に繋げるため、高速域からのフルブレーキングや低μ路での運転など、あえて危険なシチュエーションを経験し、限界域でのクルマの挙動を知ることで安全運転に対する意識を高めるためのもの。
安全運転とは? という最初の一歩の重要性を気付かせてくれる。免許を取ったばかりのドライバーはもちろん、運転歴の長いベテランドライバーにとっても「安全運転に対する意識が高められる」と評判だ。

そしてこのプログラム最大の特徴である車中泊避難は、災害時の車中泊に関する知識が学べる非常に珍しいカリキュラムとなっている。「車中泊の知識?」と思う人もいるかもしれないが、レジャーでの車中泊とは異なり、災害時は緊張や不安などを抱えながら、かつ準備がない状態で突然必要にせまられての車中泊となる。

それだけでなく、車中泊は姿勢が制限されるためエコノミー症候群を発症することもあるという。そのリスクを回避しつつ少しでもリスクの少ない環境で心理的にもリラックスできるよう、座学で知識を深めた後、さらにマイカーでシートアレンジをトライし専門家のアドバイスも受けることができる。
いざという時、知識や備えがあるとないとではリスクが大きく変化する。車中泊避難には命に関わる危険も伴うため、備えの必要性について考えるきっかけにしてもらうため誕生したプログラムだ。

ちなみに車中泊避難のレクチャーには、車中泊を楽しむ専門雑誌『カーネル』の大橋保之さんが講師として参加。熊本の地震では避難者の約6割の人が車中泊を体験していただけに、いざという時の備えとしてこのスクールで知識を深めておくのは決して損ではない。災害は備えが重要なのだ。

<オススメ度>
初心者★★★★★
中級者★★★★★
上級者★★★★★
速くなりたい★☆☆☆☆
上手くなりたい★★★☆☆

[GAZOO編集部]

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