米国トヨタ、カローラクロスを10月から発売すると発表。価格は22,195ドルから
トヨタ自動車の北米部門は、9月9日に、カローラクロスを北米で10月から販売すると発表、2WD(FF)のベースグレードが22,195ドルから、AWDは1,300ドル高くなるという。
今年7月にタイで世界初公開されたカローラクロスだが、北米仕様ではL、LE、XLEの3つのグレードが用意されるようだ。
TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキクチャ―)プラットフォーム(GA-C)が採用され、4気筒2Lのダイナミックフォースエンジンは169馬力を発揮する。
1速のギアが組み込まれたCVT(Direct Shift-CVT)は力強いスタート時の加速を生み、AWDは最大で50%の駆動力が後輪にかかるが、それを0%にすることで、燃費性能を向上させることも可能だ。
Lグレードには7インチ、LE、XLEグレードには8インチのタッチスクリーンが標準装備され、Apple Car PlayやAndroid Autoのほか、幅広いエンターテインメント機能との接続、JBL製のサウンドシステム、クラストップレベルの積載容量や60/40分割折りたたみ式リアシート、さらに最新の安全機能など、高いユーティリティ性と安全性も備わっている。
7月に発表されたタイ仕様のサイズは、4,460mm/1,825mm/1,620mmと、トヨタでいえば全長4,600mmのRAV4と4,385mmのC-HRの間を埋める車格。ライズ、ヤリスクロスなどのコンパクトSUVからミドルサイズのSUVまで、幅広いラインナップが用意され、オーナーのカーライフにあわせた車種選びが可能となった。
ホンダの新型ヴェゼルの人気も高く、今後アリアを皮切りに、各社から電動のSUVが発売されるなど、ますます熾烈ながら、SUV購入希望ユーザーにとってはうれしい悩みが続いていきそうだ。
7月時点では、順次導入国を拡大していくとアナウンスされていたカローラクロス、日本で発売されるのが待ち遠しい。
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