静かな山里に色づく紅葉!諏訪神社や板井原集落、注目の豆乳スイーツ店へ 鳥取県智頭町

「諏訪神社」は、国内で最も古い神社のひとつとされる信州諏訪大社の分霊をまつる古社。軍神や鎮火の守護神として崇敬されてきた歴史を持つ。本殿は1832年、幣拝殿は1904年に改築されたもの。境内のケヤキやカエデの大樹は、11月ともなると燃えるような赤に色づき、静かな社との対比は壮観で、紅葉の名所として親しまれている。紅葉の見頃は例年11月上旬から。智頭町民グラウンドの智頭宿駐車場に車を停めて、徒歩約10分で到着する。

智頭宿駐車場から車で約10分の「板井原(いたいばら)集落」も、おすすめの紅葉スポット。山に囲まれた小さな集落には古民家群や茅葺屋根の藤原家住宅、水車小屋、炭焼き小屋が点在し、昭和30年代の山村がそのまま残されたような希少な風景だ。随所に農機具や筵(むしろ)、樽など昔の民具が置かれ、今もわずかな世帯がここで生活していることを伝えてくれる。集落内には古民家カフェもあるので、ゆっくり散策してみよう。

板井原集落駐車場から車で約25分の「粒と雫」は、50年以上にわたり豆腐を作り続ける株式会社楽粹による、豆乳スイーツ店。豆乳、豆腐、おからのいずれかを使ったスイーツは、ドーナツ、フィナンシェなどの焼き菓子からプリン、ムースといった生菓子まで、合わせて30種類以上。テイクアウトはもちろん、店内でのイートインも可能。店内には智頭杉を使ったカウンターテーブルが配され、杉のまちといわれる智頭町ならではの空間となっている。

豊かな自然と森林が息づく智頭町へ、紅葉や豆乳スイーツを楽しむドライブに出かけよう。

諏訪神社

長野県の諏訪大社と同様に、寅年と申年に行われる「諏訪神社の柱祭り」は、智頭町最大ともいわれる行事。白装束の担ぎ手が数百人、8メートル近くある杉のご神木を担いで町内を練り歩き、宮入、建立する。

  • 境内へ車は乗り入れられないので、智頭宿駐車場を利用しよう。

  • 石段を上った先にすぐ見えるのが幣拝殿。

板井原集落

かつての日本の山村集落がそのまま残され、2004年から「鳥取県伝統的建造物群保存地区」に選定されている。集落で栽培・生産される大根の漬物「板井原ごうこ」は一時生産が途絶えたが復活し、現在、智頭町総合案内所、智頭宿特産村などで購入できる。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月中旬にかけて。板井原集落駐車場から紅葉スポットまで徒歩約10分。

  • 昔の山村の風景が広がり、映画のセットのよう。

  • 集落を見守る向山神社。紅葉が美しい。

粒と雫

林業が盛んで美しい森と自然が残る智頭町に2023年6月オープンした、豆乳スイーツ店。智頭町芦津の超軟水に大豆は鳥取県産の「大山2001」と、豆乳に合うサトウキビの粗糖を使い、ふわっと滑らかなくちどけのスイーツが誕生。店名には、大豆と水にこだわり、一粒、一滴を大切にするパティシエの思いが込められている。

  • 店舗の白い外壁は、豆腐をイメージしたものだという。

  • 豆乳マドレーヌや豆乳フィナンシェ、極吟豆腐のパウンドケーキなどが並ぶ。

  • プリンやムースなどの生菓子や、焼き菓子。焼き菓子はオンラインショップでも購入できる。

  • 特製の「ベイクドチーズケーキ」は、1ホール972円(税込)。

■諏訪神社
住所:鳥取県八頭郡智頭町大字智頭227
TEL:0858-76-1111((一社)智頭町観光協会)
アクセス:鳥取自動車道智頭ICから車で約5分
駐車場:あり(智頭宿駐車場を利用)

■板井原集落
住所:鳥取県八頭郡智頭町市瀬
TEL:0858-76-1111((一社)智頭町観光協会)
アクセス:鳥取自動車道智頭ICから車で約15分
駐車場:あり(板井原集落駐車場を利用)

■粒と雫
住所:鳥取県八頭郡智頭町大字芦津小字上ノ平ル504
TEL:0858-71-0339
営業時間:10時~16時30分
定休日:水曜
アクセス:鳥取自動車道智頭南ICから車で約20分
駐車場:あり
URL:https://www.tsubu-shizuku.com/

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※記事内のデータは2023年10月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。
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[GAZOO編集部]

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