こんな楽しいものはないぜ!~Gazoo Racing 応援メッセージ~ [TOYOTA TEAM TOM'S 舘 信秀 代表]

昨年、「スーパーGT」ではレクサスSC430で王座を奪回。
今後のTOYOTA TEAM TOM’Sの活動は?

実は・・・「ル・マン」に夢を馳せているんですよ。 会社に残っている人間の中にも「ル・マン」を経験している人間はまだまだいるし。 やっぱり忘れ物をしたのは「ル・マン」なんだよね。2位で終わったのって気分悪いじゃない。 だからなんとかね・・・。それはいつ? と言われても具体的な話じゃないですよ。 でも、会社全体のモチベーションを上げるためにも、どっかに夢を置いておかないといけない。 それは何かと言うと、やっぱり「ル・マン」だと。僕自身も、燃えてますよ。今年の3月に還暦迎えましたけどね。

  • 今季、レクサスSC430で連覇を狙う
  • 現在のショールーム(世田谷区等々力)

レースの存在意義とは?

難しい質問だね・・・。社会的意義がどこにあるのかっていうのは確かに難しい。 これはどんなスポーツでもそうだよ。 全てのスポーツがそうで、野球が無くたって世の中は回る、相撲が無くたってね。 ただ、わが国はこれだけの自動車産業国で、こんなに小さな国に8つも9つもレース場があって、 そういうことを考えればやっぱり自動車を使ったスポーツは未来永劫、俺は続くと思う。 これは燃料が変わろうが何しようが続いて行くもんだろうね。なぜって言われちゃうとさ・・・・・・

「だって、楽しいじゃないクルマって。20世紀の最大の発明物だぜ。こんな楽しいものは無いぜ。」

(2007年3月取材)

取材/文/構成:レーサー鹿島

MORIZO on the Road